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【轉載】越南語の文字(漢字)

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發表於 2006-7-10 15:45:19 | 顯示全部樓層 |閱讀模式
ベトナム語の文字(漢字)
 ベトナムに行かれたことのある方はご存じのことだし、今ではベトナム語の参考書もあるのでベトナム語の文字を目にしたことがあるという方は多いだろう。そう、ベトナム語はローマ字を基本に、母音記号や声調記号などを付記したクォックグーと呼ばれるものが正書法である。コンピュータの世界ではユニコードが一般的になり、ベトナム語の特殊な記号群もサポートされているので、ベトナム語をネットで見ることも容易になってきた。
 尤も、海外に逃れた在外ベトナム人たちの努力のたまものとしてのVNI、VPS、VISCIIといったコードもあって、百花繚乱の様相ではある。ベトナム国内でも、北部では一般的にはTCVN3-ABCという国内産のフォントコードが使われているし(TCVNは国家標準のベトナム語の頭文字を取ったものである)、南部では海外との密接な関係のためかVNIコードのフォントが使われているらしい。国内に於いても自前のフォントコードは数多くあり、実はそれだけでも百花繚乱(また繰り返して…)なのであるから始末に負えない。それもこれも、ローマ字ベースなのに特殊記号が多いというベトナム語の特徴から来る涙ぐましい開発の結果なのだけども。
 しかもメールがこういう特殊記号サポートをしていないために、ベトナム人同士でのやりとりは、そういう記号がいっさい排除された、ホントに丸裸のローマ字になってしまうことも多い。もちろんVIQRというコードもあり、キーボード上にある文字と記号で何とかベトナム語を擬似的にでも書き記そうという方法もあるんだけど、ちょっと読みづらいんですよね、これが。んでもって、読み手と書き手の語彙選択が適切であれば、文脈から正しい語彙が再構築可能だということも手伝って、僕はベトナム人とのメールでのやりとりは、いっさい記号のないベトナム語を使うことになるわけです。
 しかしこの文字、歴史的な建国当初からあったわけではありません、つーのは、当然。西欧の文字がなぜベトナムに…という疑問が見られるのですが、実はこれには西欧の大航海時代とそれに伴うキリスト教(ローマンカトリック)の布教が大きく関わりを持ちます。17世紀に始まる西洋との接触の中で、宣教師たちが自らベトナム語を学んで宣教の道具にしようとしたのが、ベトナム式ローマ字表記(後にフランス出身のイエズス会宣教師アレクサンドロ・ド・ロードが整理・体系化した表記法となる)であり、これを用いてキリスト教関係の書籍がどんどん書かれることになったわけです。
 しかし、ベトナムは歴史的に見ても中国との密接な関係から、文化語彙の多くをすでに漢語から取り入れていたため(一説にはベトナムの新聞などの語彙をカウントすると70~80%が漢語由来の単語であるとも言われる)、また、その取り入れも、もちろん漢字が媒体となったのです。しかしながら漢字だけではベトナム固有語を書き表すことが出来ない為、「チュノム[字喃]」と呼ばれる、漢字を合成した文字を考案して、漢字では書けなかったものを文字として残すことが出来るようにもなりました。この文字「チュノム」は、フランスの統治が始まった以降も、フエの王宮を中心とした官吏らが公式に使う文字・漢字と共に、大いに使われはしたものの、習得するのに大変な手間がかかってしまうことから、植民地時代にはクォックグーによる様々なレベルの教育が行われ、ベトナム人知識の底上げが可能になったとさえ言われています。
 ここで注目すべき点は、ベトナム語の文化語彙の大半が漢語起源であり、その意味に於いては、それらの単語は(たとえ現在ではクォックグーで書かれているものでも)、日本語同様、全て漢字で書くことが出来るのが原則です。一部、地名や人名など、そうはいかない場合があって、例えば少数民族出身であったり、元異民族の土地であったところにベトナム人が進出していったような中南部の各地では、それら異民族による名称がベトナム語風になまったものだと言われています。例えば、南部の中心都市の旧称「サイゴン」、これもこの地の元の住民、カンボジア(クメール)人による名称「プレイノコール」がベトナム語の発音に習合して成立したものだと言われているぐらいです(これを「西貢」と書くこともありますが、これは中国系住民による当て字です。この漢字をベトナム式漢字音で読むとタイコンになってしまいます。ちなみにハノイは「河内」。ホン[紅]河の内側に出来た街だから、ということですね。この周辺にはハドン[河東]、ハタイ[河西]、ハナム[河南]、ハバック[河北]といった地名もあります)。
 そして、多くのベトナム人(キン族)の人の名前は、漢字で書き表せることが多いため、友達の名前を漢字にして、それを訓読みにして、日本人っぽい名前をつけて遊んだりしたものでした。僕にダンバウを教えてくれていたチュンは、本名をダン・ホア・チュンというのだが、姓の「ダン」は〔登におおざと〕。そしてミドルネーム「ホア」は[和]、名は「チュン」は[忠]になるので、ミドルネームと名を合わせて「かずただ」という名前を付けてあげたのでした。本人には覚えにくくて迷惑だったと思いますけど。
 閑話休題。それでも地名にはもちろん漢字で書けるものもそれなりに多い。日本から直行便が出ているサイゴンの国際空港の正式名称はタンソンニャット国際空港ですが、この「タンソンニャット」は、実は最もポピュラーな漢字を当てはめると[新山一]という、区切り方を工夫すれば日本人の名前「にいやまはじめ」になってしまいそうだということで、ちょっと笑っちゃったのではある。
 ちなみにハノイの国際空港「ノイバイ」国際空港は、[内牌][内排]とかになっちゃって、あんまりおもしろくない。
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